NEW F.マネージャーの視点/銘柄選定とその背景:「個別銘柄で見るー高まる株価への関心」を公開しました。  (2020/01/07公開)

<『サイト学習コース』>
「投資の地力養成講座」の「F.マネージャーの視点/銘柄選定とその背景」で新講座を公開しました。

ー 個別銘柄で見るー高まる株価への関心 -

 業績向上にまい進することが経営者にとっての使命であり、そしてその評価を反映する株価が投資家によって形成されるのが最も自然な形での株価形成です。
 近年、特に株価に対する経営者の関心が高まっているのは先日当講座で公開した「台頭する新たな買い手」で触れたように株価そのものが経営判断の重要な部分になるケースが多くなっていることによります。
 今回は交換、償却といったM&Aに関わる株式取引を積極的に実践してきた三菱ケミカルをとりあげその株価を検証します。

        三菱ケミカルの株価と1株当たり純資産(BPS)の推移
               ―2009年9月~2019年11月―

若林氏銘柄202001A

     三菱ケミカルのEPS、配当、BPS(2009年3月期~2019年3月期)
若林氏銘柄20201B

 当社は三菱グループの化学事業を包括するホールディング会社として文字どおり日本を代表する総合化学会社で、日本化成、田辺三菱製薬、三菱樹脂、太陽酸素等を次々とグループ内に統合、一本化しています。そのプロセスで積極的に株式交換を実践しており、必然的に株価の位置も非常に重要な要素になっています。

 そこで、株価の軌跡に目をやると2009年から2016年までつねにBPSの周辺に位置しており、株価を決定する主たる要因は一株当たりの純資産価値(BPS)であったことが見て取れます。一方、EPSの水準は低くPERで株価を評価できる企業ではなかったようです。配当においてもしかり。

 ただ、2017年3月期にはEPSが急伸、それに伴ってPER9~10倍程度まで買い進めれた時期がありました。また、配当が増配を継続、直近40円となっており、株価の下落もあり5%の利回りに近い水準となっている点は注目されます。中期経営計画を前提に、BPS、利回りを株価の形成要因としたうえで今後の展開に注目できそうです。



詳しい内容は本講座をご覧下さい。

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講師:若林利明
外資系機関投資家を中心に日本株のファンドマネージャーを歴任。NPO法人日本個人投資家協会協議会委員。世界の株式市場における東京市場の位置づけ、そこで大きな影響力を行使する外国人投資家の投資動向に精通する。著書:「資産運用のセンスのみがき方」など。

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