ポートフォリオ戦略実践講座:「リスク資産からの資金逃避の流れが一服し相場は急反発、今後のメドは?」を公開しました。  (2019/09/17公開)

<『サイト学習コース』>
「投資の地力養成講座」の「ポートフォリオ戦略実践講座」
で新講座を公開しました。

ー リスク資産からの資金逃避の流れが一服し相場は急反発、今後のメドは? -

 昨年末からのリスク回避の大きな流れの中で今年の株式市場はリスクオフとリスクオフの前段状況を行き来する状態が続いてきましたが、ここにきてリスク資産からの逃避の流れは一服模様となったようです。
 このリスクの低下はトランプ大統領の対中国関税引き上げの延期、そしてそれに応える形での中国の米国産トウモロコシの緊急輸入の発表という米中の歩み寄り期待によるものと言えます。
 しかし、この期待が空振りということになれば相場は寄り戻しで急落するわけで、BREXIT、中東情勢の行方など他のリスク要因と併せて今後ともリスクの動向を注視していくことが肝要です。
 下図はこうした市場リスクの動向を所定の方式で数値化し、リスクの水準を目に見える形で捉えることを目的に当サイトで開発した「リスク回避指数」の推移を示すグラフです。今年初から直近の9月13日まで示します。

                「リスク回避指数」の推移
                 ―2019.1.4~2019.9.13―

日暮201909NO1A

 「リスク回避指数」はリスクが中立の状態を50点40点から60点を通常のリスク変動の範囲、60点から70点をリスクオフとは言えないもののリスクオフに入る可能性を抱えた領域、そして70点以上をリスクオフとする指数です。
 年初からの状況は、年初に76.15リスクオフの状態で始まり、その後はリスクオフには至らないものの、通常のリスク変動の領域にも入らないモヤモヤとした状況が続いています。主に米中間の貿易摩擦の緊張と緩和の繰り返しに振り回された時期とも言えます。
 それが9月にリスクは急低下し直近では通常の変動領域に戻りました。今後、果たしてさらにリスクが低下して中立の50点に向かうのか、相場見通しのポイントになります。
 下図は日経平均と理論株価、そして日経平均の通常変動の下側と変動の下限の推移を示すグラフで、リスクの状況と合わせて相場の動向を見ます。

   日経平均、理論株価と通常変動の下側、および変動の下限の推移
               ―2019.1.4~2019.9.13―

日暮201909NO!B

 紺色の線が日経平均、青線が理論株価、緑線が通常変動の下側、赤線が変動の下限を示します。各指標名の枠内の値は直近の9月13日の値です。また、日経平均についてこの間の節目となる年初(安値)、高値、直近の値を一覧表でまとめています。
 日経平均は年初のリスクオフ状況で変動の下限を割り込んでいますが直後に反発、市場リスクの変動と逆行する形で上下動を繰り返し、9月からの急騰で直近の9月13日は2万1,988円となっています。
 ここで、リスクの低下が続いて中立の状態まで回帰すると相場はファンダメンタルズに向かうことになります。すなわち、「リスク回避指数」が50点に向かい、業績と為替相場が今後とも安定的に推移するならば日経平均は理論株価の2万2,2892円に向かって腰の据わった上昇をすることになりそうです。

詳しい内容は本講座をご覧下さい。

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講師:日暮昭
日本経済新聞社でデータベースに基づく証券分析サービスの開発に従事。ポートフォリオ分析システム、各種の日経株価指数、年金評価サービスの開発を担当。2004年~2006年武蔵大学非常勤講師。インテリジェント・インフォメーション・サービス代表。統計を駆使した客観的な投資判断のための分析を得意とする。

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