F.マネージャーの視点/銘柄選定とその背景:「市場の回復と小型株」を公開しました。  (2019/03/05公開)

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<『サイト学習コース』>
「投資の地力養成講座」の「F.マネージャーの視点/銘柄選定とその背景」で新講座を公開しました。

ー 市場の回復と小型株 -

 株価と業績との相関関係を観察しようとすると「どうしてここまで買い上げられるのでろうか、あるいはどうしてここまで売り叩かれるのであろうか」といった素朴な疑問に遭遇することがしばしばあります。とりわけ、小型株の株価の動きが全般的に荒いのは小型株の宿命的なものと言えます。
 ここではJASDAQ市場に上場するフェローテックホールディングス(6890)を取り上げ、投資の基本である業績(営業利益と1株当たりの純利益(EPS))、配当、自己資本を用いて株価変動の理解を試みます。この銘柄はJASDAQ市場で2018年3月時点で時価総額が10番目を誇る有力銘柄です。
 以下の表は2016年3月期から来期、2020年3月期までの各指標の実績と予想値です。予想は会社四季報によります。


若林氏201903DD


 ここで、これら項目と2016年3月から直近の2019年2月までの株価の推移をすり合わせます。


若林氏201903E

 株価は2017年末~2018年初にかけて急騰し、その直後に急落しています。こうした大きな変動の裏にある小型株市場の構造を上記の項目と株価の複合で得られる基本的な投資指標、PER、利回り、PBRに基づいて読み解きます。
 機関投資家におけるファンドマネージャー、中でも外国人投資家の投資行動特性に注目し上で見た株価乱高下の背景を解き明かします。
 一方、こうした機関投資家の特性を逆手に取ることで個人投資家のねらうべき投資チャンスが・・・。

(*)外国人投資家、ファンドマネージャの投資特性など、詳しい解説は本講座、「市場の回復と小型株」ご参照下さい。

*ご注意:本講座は会員向けの「投資の地力養成講座」に収録されます。ご覧になるためには会員登録が必要となりますが、会員登録した当月中は無料で全ての情報、機能をご利用いただけます。お気軽にお試しください。(退会の手続きはトップページの「退会手続き」の窓から行えます)。
 

講師:若林利明
外資系機関投資家を中心に日本株のファンドマネージャーを歴任。NPO法人日本個人投資家協会協議会委員。世界の株式市場における東京市場の位置づけ、そこで大きな影響力を行使する外国人投資家の投資動向に精通する。著書:「資産運用のセンスのみがき方」など。

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