F.マネージャーの視点/市場の切り口:「NT倍率の背景を理解」を公開しました。  (2018/06/29公開)

<『サイト学習コース』>
「投資の地力養成講座」の「F.マネージャーの視点/市場の切り口」で新講座を公開しました。

ー NT倍率の背景を理解 -

 時折、NT倍率という用語を新聞紙上で見ることがありますが、ここではその理解が銘柄選定に役立つことを現在の東京株式市場に当てはめることで改めて見ます。
 NT倍率のNは日経平均を表し、日本経済新聞社が一部上場約2000社の中から売買代金、時価総額等市場に影響を与える要素を選びそれに基づいて市場において有力とみなせる銘柄を225社採用、その株価を指数化したものです。ニューヨーク市場のニューヨークダウと同じ方式で構成されています。これに対し、TはTOPIX(東証株価指数)の意味で、東京証券取引所が一部上場企業すべてを対象にして時価総額に従って構成した指数です。こちらは米国のSP500指数と同じ方式で求めます。客観性、網羅性という点では、TOPIXが勝っておりますが、歴史的な背景もあり日経平均がよりポピュラーと言えます。
 NT倍率は「日経平均/TOPIX」で示されますので、日経平均の上昇のテンポがTOPIXを上回ると大きくなりますが、この変化の裏に外国人投資家の投資行動(基準)があります。
 ひとつはPERなどファンダメンタルズの重視、そして国際的なビジネス展開で相応の存在感を持つことなどです。こうした基準に従うと自ずと銘柄選択に一定の特色を持つことになりますが、それが日経平均とTOPIXの指数構成の性格からそれぞれの変動に差をもたらし、NT倍率の変動となります。
 こうした背景を踏まえた上でNT倍率の変化を追うことで相場形成の特徴を読み取り、個人投資家の投資チャンスにつなげることができます。下図はご参考としてアベノミクスのスタート時点としての2013年1月から2015年末までの日経平均とTOPIXの月次終値の7推移を示したグラフです。

ご参考:日経平均とTOPIX」の推移(2013.1~2015.12)

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講師:若林利明
外資系機関投資家を中心に日本株のファンドマネージャーを歴任。NPO法人日本個人投資家協会協議会委員。世界の株式市場における東京市場の位置づけ、そこで大きな影響力を行使する

外国人投資家の投資動向に精通する。著書:「資産運用のセンスのみがき方」など。

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