国際投資環境の視点から:「北朝鮮ミサイル開発の謎」を公開しました。  (2017/11/20公開)

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<『サイト学習コース』>
「投資の地力養成講座」の「国際投資環境の視点から」
で新講座を公開しました。

ー 北朝鮮ミサイル開発の謎 -

 北朝鮮は世界が思いもよらぬペースでミサイルを量産できるようになっている。「ロケットはウクライナ製ではないかと推測される」という今年8月14日付けの論文をニューヨークタイムズが取り上げた。ウクライナ危機で行き場を失ったミサイル部品や技術がブラックマーケットを通じてほぼそっくりそのまま北朝鮮に移転していたと推測されている。
 ソ連が崩壊し、15の国に分かれると産業連関の鎖がズタズタになり、防衛(宇宙航空機武器)産業は縮小した。産業はロシアとウクライナに集中しており、それぞれ100万人(ウクライナ)、200万人(ロシア)の雇用を抱えていた。ロシアもウクライナも縮小する旧ソ連市場から目を海外に向け、武器輸出国に転じた。
 軍事技術はロシアへの流出が一番多かったが、全部がロシアに受け入れられるはずはなく、技術者はアメリカにも向かったと考えられる。薄く広く世界に散っていった中に北朝鮮に向かった人材がいたとしても不思議はない。
 世界が、ウクライナ危機をまじめに振り返り、対応を見直す時が来ていると言える。

詳しい内容は本講座をご覧下さい。

*ご注意:本講座は会員向けの「投資の地力養成講座」に収録されます。ご覧になるためには会員登録が必要となりますが、会員登録した当月中は無料で全ての情報、機能をご利用いただけます。お気軽にお試しください。(退会の手続きはトップページの「退会手続き」の窓から行えます)。

講師:真殿達
国際協力銀行プロジェクトファイナンス部長、審議役等を経て麗澤大学教授。米国のベクテル社、ディロン・リードのコンサルタント、東京電力顧問。国際コンサルティンググループ(株アイジック)を主催。資源開発を中心に海外プロジェクト問題への造詣深い。海外投資、国際政治、カントリーリスク問題に詳しい。

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