理論株価で相場評価:「日経平均の急騰も業績の急上昇で過熱状態には至らず」を公開しました。  (2017/11/13公開)

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『理論株価で相場評価』コーナー
「日経平均の急騰も業績の急上昇で過熱状態には至らず」を公開しました。

 11月に入り急騰した日経平均は一時2万3,000円を付けた後一服模様となり増した。
 足元の相場は短期間の急騰によって過熱状態にあり急落の可能性が高いのか、あるいは妥当な水準の範囲内にあるのか、日経平均の通常の変動範囲と上値の限界と合わせて相対的に評価します。併せて相場形成の背景にあるファンダメンタルズと市場リスクの側面を見ていきます。
 ファンダメンタルズの主要構成要因である業績が史上最高値を更新しさらに加速していること、市場リスクは「標準リスク」のレベルで落ち着きを見せていることから、現在の相場水準は高値注意領域にあるものの過熱状態にはないと言えます。今後、北朝鮮情勢などで市場リスクが急激に変化しなければ日経平均は高値の上限(約2万3,000円)から通常変動の上側(約2万2,200円)に向かう動きが想定されます。

ご参考:予想EPSと米ドルレートの推移(日次終値)
         ―2017.1.4~2017.11.10―

株価20171110B

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講師:日暮昭
日本経済新聞社でデータベースに基づく証券分析サービスの開発に従事。ポートフォリオ分析システム、各種の日経株価指数、年金評価サービスの開発を担当。2004年~2006年武蔵大学
非常勤講師。インテリジェント・インフォメーション・サービス代表。統計を駆使した客観的な投資判断のための分析を得意とする。

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