国際投資環境の視点から:「つわものどもがゆめのあと」を公開しました。  (2017/08/14公開)

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<『サイト学習コース』>
「投資の地力養成講座」の「国際投資環境の視点から」
で新講座を公開しました。

ー つわものどもがゆめのあと -

スーパーゼネコン4社の時価総額がそろって1兆円の大台を回復との報道に接した後、炎天下に日本橋から大手町、内幸町を回った国際コンサルティング・グループを主宰する筆者が思い起こしたのは芭蕉の名句、「夏草や 兵どもが 夢のあと」
時価総額1兆円といっても東証上場企業だけでも1兆円超えは133社に及び、28年前は存在したかどうかのベンチャーだったグーグルやアマゾンの時価総額はひと月のうちに数兆円上昇することも珍しくない。逆説的だがニュースになるのは、30年近くかけて過重債務、雇用過剰、不採算工事など負の遺産を減らすことが許された東京市場のユニークなガバナンスかもしれない。国際標準の市場が問題にするのは目先の利益動向よりも成長性である。
日本橋京橋地区の再開発は東京駅北口周辺に広がり、大手町では経団連・政策投資銀行・JAなどの建て替え移転が終わり、三井物産の一帯に巨大なビルが出現しようとしている。一方、東芝の命取りになったWHの原発建設にノータッチだったスーパーゼネコンは海外の現地施主案件には手も足もでない。旧日本長期信用銀行の本社ビルの脇を通りつつ、八重洲、丸の内、銀座、虎の門、渋谷、新宿等々巨大再開発プロジェクトが目白押しの中、日本経済もゼネコンもサステイナブルかどうか、芭蕉の名句、「つわものどのがゆめのあと・・・」が気になるところ。

詳しい内容は本講座をご覧下さい。

講師:真殿達
国際協力銀行プロジェクトファイナンス部長、審議役等を経て麗澤大学教授。米国のベクテル社、ディロン・リードのコンサルタント。国際コンサルティンググループ(株アイジック)を主催。資源開発を中心に海外プロジェクト問題への造詣深い。海外投資、国際政治、カントリーリスク問題に詳しい。

*ご注意:本講座は会員向けの「投資の地力養成講座」に収録されます。ご覧になるためには会員登録が必要となりますが、会員登録した当月中は無料で全ての情報、機能をご利用いただけます。お気軽にお試しください。(退会の手続きはトップページの「退会手続き」の窓から行えます)。

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